乳児湿疹④ー保健所主催のふれ合い教室でー
1月に実家から家に帰って1ヶ月が経ち、息子は4ヶ月になりました。
保健所で行われる母子のふれ合い教室に参加することに。
一向によくならない乳児湿疹のことを相談できる人に出会えたら…と思い、息子のお肌は荒れていましたが連れていきました。
そこで色んなお母さんとお話しましたが、ステロイドを使いたくないという思いを共有できる感じの方とは出会えませんでした。
ちょっと残念な気持ちを抱えたまま時はすぎました。そろそろお開きという時に保健所の職員の方が近づいてきて話しかけられました。
「お母さん、赤ちゃんのお肌を荒れちゃっているね。」
ステロイドを使いたくないので、糖質制限と保湿で様子をみている旨を伝えると…
「そういうお母さんたまにいるんだけど、痒がっているし、このまま悪くなったらステロイドを服用しなきゃならなくなる場合だってあるんだよ。早く病院につれていってあげて!」
「じゃないと可哀想だよ」
と、きつーい言い方をされてしまいました。
うーん。
たしかにジュクジュクしちゃっているし、とびひになる可能性も否定できない。
保健所の職員の方のきつーい言葉でもう一度皮膚科探しをすることにしました。
それから1週間後、4ヶ月検診で再び保健所へ行くことになりました。
その時の女医さんに「1週間前より良くなった?」と聞かれ、ハッとしました。
チェックされて、女医さんにも情報が入っていたようです。
自分のことを保健所がマークしていた!…と重たい気持ちにはなりましたが、
女医さんにも皮膚科へ行くことをすすめられたので、やはり行こうと…
車で30分くらいかかるけれど、市内で1番評判の良い皮膚科へ行くことにしました。
乳児湿疹③ー酷くなるー
実家から家に帰ってきました。
息子の乳児湿疹 は一向に治る気配はありません。
だんだんと耳がジュクジュクし始めました。
でも…ステロイドは使いたくない!
検索しまくり、調べまくり。
何とかステロイドなしで…と亜鉛華軟膏を塗っても耳は掻いてジュクジュク…
ネットの評判をみて、話を聞いてくれそうな皮膚科を探して
二軒行ってみましたが、二軒ともステロイドを処方されました。
二軒目は部位別に顔用、耳用、首用、身体用の4種類。しかも普通の時用とひどい時用ということで合計8種類の色んなステロイドを使った軟膏を出されました。
使えばキレイになるんだろうけれど、それは表面上のこと…
やっぱりステロイドには抵抗があり使えませんでした。
自然療法の本も買って読みました。
いつもお買い物をしている自然食品のお店に行き、そこの社長さんにも色々と教えてもらいました。
子どもの湿疹はお母さんの母乳の質のせいだと言われました。
産後は和食中心の生活に努めていたつもりでしたが、若い時の不摂生などが私の体内に蓄積していて、それが出てしまったのかも…
そこで、いまからでもできること…ということで糖質制限をすることに。
あんまりギチギチは続かないので、甘いものと果物、パン、うどん、芋、とうもろこしなどの糖質いっぱいの物を避けるという方針で。
あと、友だちが遊びにきてくれた時などの差し入れが甘いものだった場合は何も考えずに美味しくいただく、という風に決めていました。
ゆる糖質制限です。
ちゃんとできました。「ゆる」ですが。
しかしながら1ヶ月経っても息子の乳児湿疹は良くなるどころか悪化し、顔全体に広がっていったのでした。
乳児湿疹②ー始まりー
1月、息子が3ヶ月の時、なんだかポツポツと額に出てきました。
頭皮は脂漏性湿疹で黄色いかさぶたのようなものが出ています。
産後で実家にまだ滞在していましたので実家近くの皮膚科に行くことに。
ステロイドは使いたくない、という想いがあったので、出されたら嫌だなぁと思っていました。
優しい女医先生の診断は「軽い乳児湿疹」
ステロイドではない亜鉛華軟膏という皮膚を保護し乾燥させる効能のある塗り薬を処方されました。
そして、「石けんは使わないように。」と指導を受けました。
(産婦人科では「石けんをしっかり使って!」と指導を受けていましたが、母からは「石けんはいらないよ。」と全く逆のことを言われていて、母に従い石けんはほとんど使っていませんでした。なので、女医さんの言葉にほっとしました。)
治りますように…と願いながら朝晩、亜鉛華軟膏を塗り塗り。
この一週間後に実家から家へ帰りました。
治りますように…の願いも虚しく、我が子の乳児湿疹は家に帰ってから悪化の一途を辿るのでした。
乳児湿疹① ー乳児湿疹についてー
ブログを書きたいと思ったひとつのきっかけは
息子の乳児湿疹です。
悩まれている方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
息子は乳児湿疹が酷く出てしまい、アトピーと診断されました。
インターネットで検索しまくりました。
乳児湿疹というタイトルのネット情報、ブログ、そして本、読み漁りました。
寝不足なのに夜中まで調べて…何がこの子にとって正解なのか、どうしたら良いのか、とても迷いました。
今、このブログを読んでくださっている方、もし乳児湿疹が酷くて心をいためているのだとしたら、伝えたい。
「よく頑張っていますね。
愛しい我が子のために
よりよい情報を集めようと努力して
とても偉いです。
どうか自分を責めないでくださいね。」
長くなると読みにくくなってしまうので題材ごとに小分けにして書いていきますね。